~2022年4月の旅するお菓子~
クグロフ デュ フランボワーズ エ ピスターシュ
Kouglof de framboise et pistache
ふんわりとしたフランボワーズ風味のダクワーズ生地としっとりとしたピスターシュ生地の2層のクグロフです。生地の間にはフランボワーズのペパン。
断面も美しく春を感じていただける焼き菓子です。
『旅するお菓子』はオンラインショップからもご購入いただけます。(25日までの販売)
gateau des bois オンラインショップ
◆ダクワーズ◆
ダクワーズは、フランス南西部ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ランド県の町ダクス(Dax)で作られていた「アンリ4世」という名前の焼き菓子が原型と言われています。メレンゲとアーモンドプードルを使う生地は食感や香りが独特で人気がありました。「アンリ4世」と名付けられたのも、アンリ4世がフランスでも人気の王様だったからだとか。
ダクスはローマ時代から知られるフランス初のスパの町、現在も有名なスパリゾートとして12のスパに国内外から多くの人々が訪れます。硫黄泉やマッドテラピーが人気で、旧市街地の中心部、柱廊に囲まれたフォンテーヌ・ショード広場の噴水は64度の温泉水が噴き出します。
ダクワーズは、フランスではアントルメの土台として大判に焼かれていましたが、日本では小判型に焼かれてクリームをサンドした焼き菓子として知られています。福岡「フランス菓子16区」オーナーシェフ三嶋隆夫氏がフランスで働いていた時に日本の最中をイメージして作り、現在のお店のスペシャリテとしました。
季節、お店によって、お取扱いの無いものもございます。あらかじめご了承下さいませ。