桜香るクレーム・ド・マスカルポーネのドームの中は、トンカ豆のバヴァロワ、酸味の効いたフランボワーズのクーリ、抹茶のジェノワーズで構成しています。
マスカルポーネ、トンカ豆、フランボワーズに抹茶の香りと味わいがよく合います。

◆マスカルポーネ◆

　マスカルポーネ (Mascarpone) は、イタリア北西部の、ミラノを州都に持つロンバルディア州生まれのフレッシュチーズです。乳脂肪分は80％前後、甘味があり、まるでホイップした生クリームのような口当たりを持っていて、デザート中心に使われるようになりました。日本では、1980年代後半からのバブル期に大流行したティラミスによって知られるようになりました。
　マスカルポーネの語源は、この地方の方言で「ミルクのクリーム」を意味する「マスケルパ」によるものという説や、「マスケルパ」は固有名詞としても多く使われていることから「マスケルパさんちの酪農場のチーズだから」という説、そして、このチーズを食べたスペインの総督が「マス・ケ・ブエノ！（Más que bueno!）」（すごく素晴らしい！）と絶賛し、それが訛ったからという説など、諸説あります。